06 27 2010 by Akemi
アカシックレコードの語る未来
アカシックレコードに関する質問でよくあるものの一つは、「アカシックレコードには未来についての記述もあるのですか?」というもの。特に、日本では、占いが盛んなため、アカシックレコードリーディングも同じようなもの、と思っていられる方が多いようです。
結論を先にいいますと、未来の記録はあります。私たち一人一人にとって可能な未来はすべて、既に存在しています。ただ、それは、ふつう思われているような形で存在している訳ではありません。
未来についてききたがるひとは、例えば「私は結婚できるでしょうか。できるとしたら、いつどこで相手と出会えるのでしょう?」という質問に対して「来年の三月に縁談があります。」なんて形の答えを期待しているようですが、未来はそんな風に存在している訳ではありません。
人生は、例えていうとコンピューターゲームのようなもの。あなたの考え方とそれによってとる行動によって、展開はどんどん変わっていきます。ただ、どんな選択をするにしても、起こりうることと起こりえないことは、前もって決まっています。可能性は何千何万とあって、ほとんど無限のように感じるでしょうが、ゲームを設計した段階である程度の制限は決まっている訳です。
人生のゲームを設計したのは、あなた自身です。私たちは、生まれてくる前に、魂として、生まれてからの計画を立てます。この段階で、「これだけははずせない」絶対に起こる出来事(宿命)と、「もしこういう状況になったら、A B C のどれかをしよう」という二次的な予定とを決めます。
何が宿命かは、ひとによります。結婚が宿命に入っているひともいれば、それはどちらでもいいけど、子供を○人産むのは絶対、というひともいます。また、ある場所に住むことやある種の仕事につくことが宿命の場合もあります。
寿命も宿命の一種ですが...これは、あまり知らない方がいいかも。
宿命の数は、実はごく少ないです。言い換えると、人生はとても融通が利くようにできているのです。これもひとによるでしょうが、本当の意味での宿命、これだけは絶対この人生ではずせない、というような項目は、5−6件でしょうか。しかも、宿命も、日時や場所まで決まっている訳ではありません。仮に、「子供は男の子が一人。」と決まっているとしても、いつ、誰とその子を生み育てるのかまでは決まっていないのが普通です。
そして、それ以外のほとんどすべてのことは、私たちの自由意志にまかされています。
ですから、「私は結婚できるでしょうか。できるとしたら、いつどこで相手と出会えるのでしょう?」という質問に対する答えの可能性は、
- 「できます。ただ、誰と結婚することを選ぶのかは、あなた次第です。」
- 「わかりません。あなたの気持ちと行動次第でしょう。」
の二とおりある訳です。
で、この答え、どちらにしても質問者の期待しているようなものではないですよね?こういう質問の根本的な問題は、未来というものが、自分の意志とは無関係に、厳密に誰か(神様とか)によって決められている、だから自分はそれに従っていくしかない、という、主体性のない考え方です。
その根本的な問題を乗り越えることが先決で、それができるまでは、たとえ宿命に関しても、知って得になることはないと思います。ですから、私のアカシックレコードリーディングでは、一回目のリーディングで未来の話はしません。そんなことより、なぜ自分で自分の人生を作り出していく意欲がないのか、何かエネルギー的問題点があるのか、あるとしたらどうやってクリアリングするのか、といったことの方が、ずっと大切だからです。
本当に自由意志を使いこなせるようになれば、未来に関する質問はあまり出てこなくなるでしょう。皮肉なようですが、そうなって初めて、未来についての情報も使いこなせるようになるのです。
未来に関しては、もう一つ、近未来の話をしておきたいと思います。人生は、コンピューターのシミュレーションゲームのようなもので、先のことになればなるほど、より多くの自由意志が関わってきて、より多くの可能性が出てくる訳ですが、ごく近い未来のことなら、宿命でなくても、かなりの確率で予測できる場合があります。
次回は、そんな近未来の情報が得られた場合、クライアントとの関係で、私がどう対処しているかの話です。